引っ越しを機会に、念願だったデスクを自作しました。
かっこいいPCデスク環境を作りたいとずっと思っていたので、気合が入ります。
今回は木の質感を十分に味わえるように、杉の無垢の1枚板を使用しました。
それでは今回の作業内容を説明したいと思います。
ちなみに今回は作業スペースや使用機器の関係で実家で作業しました。
完成したデスクの紹介記事も書いていますので、合わせて参考にしてみてください。
また、後日FLEXISPOTさんから電動昇降デスク用のフレームをご提供いただいたので、憧れの電動昇降デスクに改造してみました。
別記事にしていますので、そちらも合わせて参考にしてみてください。
目次
天板用の木材購入(杉の無垢材)
まずは天板に使用する木材を購入しました。
この天板がデスクの顔になるので、一番重要になると言っても過言ではありません。
今回は質感と見た目を重視して無垢の1枚板を使用することにしました。
無垢の1枚板だと厚みもあり、今回購入したのは耳つきなのでより木の質感を存分に楽しむことができますね。
今回購入したのはマルサク佐藤製材というお店でネットで購入しました。
楽天にショップを出されているので、SPUの恩恵を受けて少しお得に購入できてありがたいです。
通常の価格も他のオンラインショップよりは安いと思います。
寸法と価格は下になります。
- 長さ:165cm
- 幅:49.5〜56.5cm
- 厚さ:4.5cm
- 素材:杉
- 価格:実質2万円ちょっと
素材は杉です。
天板の素材ですが、本当は硬い広葉樹にしたかったところですが、値段が高いので、今回は値段を抑えて木目が楽しめる杉にしました。
杉は柔らかく使っていくと傷が増えていくと言われていますが、それも木の味だと思って楽しみたいと思います。
パテで穴埋めと補強
まずはウッドパテで穴や節の部分を埋めていきます。
使用したのはこの木工用パテです。
耳の端の方にミスで切りかけた跡があったのでパテで埋めました。
節の部分も今後の経年劣化でボロボロになりそうだったのでパテで埋めています。
ささくれて後々割れそうな耳の角もパテで補強しました。
ヤスリがけ
次に電動サンダーでヤスリがけしていきます。
紙やすりは#250と#400を使用しました。
このやすり作業が出来上がりの表面のすべすべ感に大きく影響するので、電動サンダーでの作業がおすすめです。
特に表面は綿密にやすりがけしたので、かなり肌触りがよくなりました。
天板購入時にオプションで#250のやすりがけをしてもらっていますが、最初の触り心地とは天と地の差です。
この差にかなり感動しましたし、デスクは使用時に常に手に触れているので、丁寧にやすりがけすることをおすすめします。
サンダー後はいらないタオルで表面の木くずを取り除いていきます。
パテで埋めた部分もヤスリがけすると目立たなくなりました。
塗装(ワトコオイル)
次に塗装をしていきます。
今回使用したのはDIYで多くの人がお世話になっているワトコオイルです。
色は木目が一番活かせそうなナチュラルです。
ハケで塗ってみました。
伸びがよく、ムラになりにくいのでとても塗りやすかったです。
色は透明をイメージしていましたが、少し黄色っぽくなって全体的に濃くなった感じです。
2時間くらいして少し乾いたら余分なオイルを拭き取って、サンダポリッシャで表面を磨いていきます。
軽く磨いただけでも肌触りがよくなりました。
表の表面は使用時に常に手が触れることになるので、磨いた分だけ満足度が上がりますね。
磨いた後は丸1日おいて完全に乾燥させ、仕上げにウエスで拭き上げます。
これで天板は完成です。
表面はかなりすべすべになりました。
耳のの部分もいい味を出しています。1枚板を買ったかいがありますね。
木目もきれいに出ています。
虫食い穴があった箇所はストアの方でなにか対策していたのか、オイルが入っている感じはありませんでした。
ただ穴が小さいのであまり目立ちません。
脚はIKEAオンラインショップで購入
次にデスクの脚に取り掛かります。
今回はIKEAのTILLSLAGという脚にしました。
よく、IKEAではLERBERGという脚がよく使われていますが、どうやら最近生産中止になったようで、TILLSLAGがその後継になるみたいです。(2021.4時点)
形は似たような感じですが、角材から丸材になっています。
また、LERBERGは黒色がありましたが、TILLSLAGは青と白しか選択がなくなってしまいました。
自分は青を選択。
手順に従って簡単に組み立てることができました。
脚の下部分に網の台がついているのが特徴です。
デスクの脚に少し物や小さな棚が置くことができるので、便利そうですね。
今回は天板と脚を完全に固定せず、天板はとりあえず置くだけにします。
脚が丸材なのでそのまま乗せると滑るので、滑り防止シートを使用しました。
カットして脚にのせました。
これ1枚だけで全然滑らなくなりました。
賃貸なので一応脚の裏には傷防止のフェルトパッドをつけます。
2cm用でピッタリでした。
天板を脚に乗せて完成です。
1枚板の天板がかなり存在感があります。
脚が青色なので少しポップな感じになりましたね。
ついでに配線整理用IKEAのワゴン購入
配線をまとめる用に脚のついでにIKEAのワゴンを購入しました。
天板の下にちょうど入る高さになっています。
PCなどの電源用に10口の雷ガード付きの電源タップを購入しました。
ちょうどIKEAワゴンの中にちょうど収まります。
まとめ:1枚板の存在感と質感GOOD!
以上、杉の1枚板のデスクDIYの紹介でした。
1枚板で作ると木の質感をとても感じることができるので大満足です。
厚みもあるので、存在感がかなりあります。
PCなどのセッティング後のデスクの様子は別記事にまとめますので、公開後そちらも見てみてください。