今回はFLEXISPOTさんからEF1という電動昇降デスク用のフレームをご提供いただいたので紹介します。
杉の一枚板でデスクをDIYする際に、電動昇降デスクにしておけばよかったなとずっと思っていたので、とてもありがたいご提案でした。
いざ使ってみてもかなり快適です。
特に長時間デスク作業をされる方は、ちょっとした負担が積み重なって肩や腰へたまってくるのでおすすめです。
最近はリモートワークで家で作業される方が多くなり、電動昇降デスクもより注目されていると思いますので、気になっている方は参考にしてみてください。
目次
FLEXISPOT EF1の良いとこ、悪いとこ
まずは結論として簡単にFLEXISPOT EF1の特徴をまとめます。
メリット
- 無段階で自分に合った高さに調節できる
- スタンディングでも作業できる
- 音は意外と静か
- 見た目もスタイリッシュ
- 天板のカラーバリエーション豊富
デメリット
- 天板の高さを調節しない人には価格が高い
- 重い
いろいろなメリットがありますが、ある程度価格がするので、高さ調節しない人にはちょっともったいないとは思います。
とは言っても、FLEXISPOTは他社の製品よりは買いやすい価格になっているので、電動昇降デスクの導入はしやすい方ですね。
では詳しく見てみたいと思います。
EF1の簡単説明
レビューから入る前に、今回ご提供いただいたEF1というシリーズの説明を簡単にします。
簡単に説明すると、EF1はメモリ機能が付いたエントリーモデルの位置づけです。
フラグシップモデルと比較して、対応天板の大きさ、昇降スピード、耐荷重の性能を落として価格を落とした、比較的購入しやすいモデルです。
性能を落としたといっても普通の使用ではとくに問題はないかと思います。
メモリ機能もついているので、自分的には必要十分な性能でした。
性能
- 機能:昇降・記憶・障害物検知機能
- 耐荷重:70kg
- 脚幅調整範囲:85~129cm
- 昇降範囲:71~121cm
- 昇降スピード:25mm/s
- 対応天板サイズ:幅100~160cm 奥行50~80cm 厚み≥2cm
開封から組み立て

遅くなりましたが、開封からレビューに移ります。
こんな感じで届けていただきました。
スリムなダンボールですが、なかなかに重たいです。
この重量だけで只者ではないなと思いました。

中はこんな感じ。
今回はフレームのみ提供いただき、天板は現在使用中のものを使います。

フレームを組み立てました。
組み立てはとても簡単です。
部品が重たいので大変かと思いましたが、重量がある分安定して作業できました。
ただ、床に傷がつく可能性があるので、なにかひいて作業するほうがいいでしょう。
自分はフレームが入っていたダンボールを下に引いていました。

左脚にはおおきなモーターらしきものがついています。

ドライブシャフトを通して反対側の脚へ。

ドライブシャフトで右側の脚につながっています。
天板を上下させるためには、左右の脚を同じように上下させる必要があり、ドライブシャフトでそれを実現しているようです。
昇降デスクの機構は考えたことがありませんでしたが、こうして見てみると面白いですね。

次に天板を取り付けていきます。
今回は元々デスクに使用していた一枚板の天板を使用しました。
天板を木材にする場合、いきなりネジをつけていくと割れてしまう可能性があるので、まずは下穴を開けてからネジをつける方がいいと思います。
ここでも注意ですが、下穴は貫通しないように、下にダンボールなどを引いて、かつ下穴深さがわかるように、テープなどでマーキングしてから作業したほうがいいです。

幅を天板に合わせてフレームを固定してみました。
しっかり固定されました。
後は定位置に配置して、モニターなどを設置すれば完了です。
ただ、厚い一枚板にごついフレームが固定されているので、かなり重たいです。
ひっくり返して位置を移動させるだけで重労働でしたので、注意が必要です。
参考記事
デスク環境完成

ディスプレイやPCなどをセッティングして完成しました。
FLEXISPOTにする前はIKEAの脚を使っていたので、デスク下のスペースが少し狭くなっていましたが、FLEXISPOTにすることでだいぶ広くなりました。

左側にはデスクの高さを変更できるコントローラを付けました。
無段階で調節できるので、自分に合った高さに変更することができます。
高さを変更するだけでなく、メモリ機能もついているので、家族それぞれの高さを割り当てたり、座るときと立って作業する場合に分けたりと、とても便利です。
ボタンワンクリックで高さ変更してくれるので簡単です。
メモリ機能のありなしはかなり使い勝手が違うので、せっかく電動昇降デスクにするならメモリ機能は付けたほうがいいと思います。
最近の車の電動シートのメモリ機能のようなイメージです。

ちなみに、自分はデスクの配線はIKEAのワゴンにすべて入れています。
ごちゃごちゃしがちな配線ですが、なにかに入れておくだけで簡単にそれっぽくまとめることができます。
(ちょっと雑な気もしますが。。。普段はあまり見えないので大丈夫。)
配線をきれいにしている人もいるかと思いますが、自分的にはこれくらいラフな感じがちょうどいいですね。

下の段がちょっとした収納スペースになってくれます。
自分は出先で使う用のノートPCとdripの本革ポーチを入れています。
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天板セットもあり、カラーは様々

今回はEF1というフレームをご提供いただき、持っていた板でデスクを作成しましたが、天板セットでも売られており、取り付けはそちらのほうが簡単だと思います。
カラーもかなり豊富にあり、自分が好きなデザインが選べます。
まとめ:自分に合ったデスク環境を実現できる

FLEXISPOTのEF1のレビューをまとめてみました。
デスクの脚を交換するだけで、自分に合ったデスクにすることができ、快適な作業環境を手に入れることができました。
最近増えてきたリモートワークにもかなりおすすめできます。
気軽には買えない価格ではありますが、肩こりや腰痛に悩んでいる方、立って作業したい方には積極的におすすめできる製品ですね。
電動昇降デスクに興味のある方の参考になれば嬉しいです。
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