今回紹介するのは、ワークマンのWind Core(ウィンドコア)ヒーターミドルパンツです。
ワークマン専用のバッテリーと組み合わせることで、ふともも部分に電熱シートを温め、寒い冬でも足から体を温めてくれます。
ジョガーパンツのようなデザインとなっており、これ単体でも、他のパンツの下にも履くことができるので、様々な場面で活躍すること間違いなしです。
ヒーター付きのパンツを探している方は参考にしてみてください。
目次
ワークマンWind Coreヒーターミドルパンツの良いとこ、悪いとこ
まずはワークマンのWind Coreヒーターミドルパンツの特徴を簡単にまとめたいと思います。
メリット
- 暖かい
- 洗濯できる
- インナーとしても使える
デメリット
- バッテリーが丸一日もたない
- 充電中の音が気になる
- 洗濯機が使用できない(推奨されていない)
ではレビューに移りたいと思います。
1枚でもインナーとしても使える便利なヒーター付き
このヒーターミドルパンツの1番いいなと思うところは、このインナー・アウター両方に使える絶妙なデザインです。
ジョガーパンツのようなデザインなので、そのままでも使用できますし、普段使っているパンツの下にイナーとしても使えるので、幅広く活躍することができます。
ウエスト部分はヒモがついていますが、ベルトループもついているので、ベルトも使用できます。
おしり部分はこんな感じ。
後ろポケットは1つで、ジッパー付きになります。
裾はゴム素材で絞ってあります。
右ポケットにはバッテリー接続用のコードがあります。
電源はワークマン専用バッテリーで
電熱シートはワークマンが出している専用のバッテリーを使います。
このバッテリーは、ヒーター製品だけでなく、夏用の空調ファンウェアにも使えるので、1つ持っておくと1年中活躍してくれます。
バッテリーと充電コードです。
充電は100Vのコンセントから行います。
使う際にはこのようにポケットのケーブルをバッテリーと接続し、ポケットに入れておきます。
温度調整はパンツ側で3段階、バッテリー側で2段階調整することができるので、6段階調整です。
パンツ右前のボタンを押してパンツ側の温度調整を行います。
赤は高モード。
青が中モード。
緑が低モード。
しかし、低モードになるとさすがに暖かさが物足りないので、基本的に赤の高モードで、たまに青の中モードで自分は使用しています。
洗濯の際には、バッテリー接続プラグに防水カバーをつけて、水の侵入を防ぎます。
取り扱い説明上は、洗濯機の使用ができないことになっていますので、基本的には手洗いになります。
ここが少し不便な点ですね。
バッテリーのスペックは少し物足りない
ワークマンのバッテリーですが、約5000円の割には少し物足りないスペックかなと思います。
強モードで1日稼働時間が持たないことや、最近は3000円くらいで10000mAhのモバイルバッテリーが簡単に手に入るので少し見劣りしますね。
ただ、ワークマンのバッテリーは8Vと6Vの駆動電圧で、通常のモバイルバッテリーの5Vよりは若干電圧が高くなっており、ヒーターやファンの出力を高くできることが特徴かと思います。
100Vの充電ケーブル付きで、電圧が高いバッテリーとなるとこれくらいの値段になるのかもしれません。
バッテリー充電中の音が気になる
個人的にこの製品で一番気になるのは充電中の音です。
充電中にバッテリーからモスキート音のような高音が聞こえてきます。
大音量ではありませんが、高音なので耳に響きかなり気になりました。
なので、自分は廊下などに出してそこで充電しています。
リビングや職場での充電を考えている方は注意したほうがいいかもしれません。
また、周波数の高い音なので、もしかしたらモスキート音のように、人によっては聞こえる人と聞こえない人がいるかもしれません。
調べてみると、コンバーターの音みたいですが、ある程度価格がするバッテリーだけに残念です。
まとめ:バッテリーに物足りなさはあるが、幅広く活躍する暖かいパンツ
以上、ワークマンのWind Coreヒーターミドルパンツの紹介でした。
電熱シートで暖かく、ジョガーパンツのようなデザインから、これ単体でも、インナーとしても使えて幅広い活躍が期待できるパンツでした。
残念な点は、バッテリーの価格から考えると物足りないスペックと充電中のキーンという音です。
来年はバッテリーの改良に期待ですね。
電熱パンツを探している方の参考になれば嬉しいです。
ワークマン製品は他にもレビュー記事を書いていますので、あわせて参考にしてみてください。
モンベルのインナー(ジオライン)の記事もあります。