ナンガ ECO HYBRID BOX LOGO EMBROIDERY TEE レビュー|刺繍ロゴが上品な綿ポリ混Tシャツは普段着にちょうどいい

ナンガのTシャツ「ECO HYBRID BOX LOGO EMBROIDERY TEE(エコハイブリッド ボックスロゴ エンブロイダリーTシャツ)」を購入しました。左胸に小さなボックスロゴが刺繍で入った、ナンガの定番Tシャツです。カラーはブラック、サイズはLを選びました。

ナンガといえば寝袋やダウンジャケットのイメージが強いブランドですが、最近はTシャツやパンツなどのウェアも充実しています。アウトドアブランドらしい機能性がありつつ、街でも浮かないシンプルなデザインのTシャツを探していて、このモデルにたどり着きました。

結論から言うと、ゆとりのあるシルエットと刺繍ロゴの上品さ、綿と化繊の「いいとこ取り」の生地で、普段着として非常に使いやすい一枚でした。生地が厚めなので真夏には向き不向きがありますが、その点も含めて正直にレビューしていきます。

スポンサーリンク

ナンガ ECO HYBRID BOX LOGO EMBROIDERY TEEの良かった点・気になった点

まずは全体の印象をまとめます。

良かった点

  • 程よいオーバーサイズのシルエットで、体型を拾いにくい
  • 左胸のロゴが刺繍なので、プリントより高級感がある
  • 生地に厚みがあり、一枚で着てもしっかりした印象になる
  • ポリエステル50%・コットン47%の混紡で、綿100%より乾きが早い
  • 化繊100%のような「スポーツウェア感」がなく、普段着に馴染む

気になった点

  • 生地が厚めなので、真夏の炎天下では暑く感じる人もいそう
  • 肌触りは少しザラッとしていて、なめらかさを求める人には向かない
  • オーバーサイズの中でも大きめ。ユニクロのオーバーサイズTシャツより明らかに大きく、人によっては「大きすぎる」と感じそう
  • 価格は5,830円(税込)と、Tシャツとしては高め

ゆとりのあるシルエットとワンポイントロゴで、どんな服にも合わせやすい

まず気に入ったのが、程よいオーバーサイズのシルエットです。

ナンガ ECO HYBRID BOX LOGO EMBROIDERY TEE(ブラック・Lサイズ)の正面。左胸に小さなボックスロゴ刺繍

公式では「レギュラーフィット」とされていますが、実際に着てみると肩が少し落ちて身幅にもしっかり余裕がある、今どきのオーバーサイズ寄りのシルエットです。体のラインを拾わないので、一枚でラフに着てもだらしなく見えず、デニムやチノパン、ショーツなど手持ちのボトムスに自然と合わせられます。ただし、想像以上に大きめなので、サイズ選びには注意が必要です(詳しくは後述します)。

デザインは、左胸に小さなボックスロゴが入っているだけという潔さ。背中や袖にはロゴやプリントは一切ありません。ブランドロゴが大きく主張するTシャツは着る場面を選びますが、これくらいのワンポイントなら、休日の街歩きから近所の買い物まで、気にせず着られます。

ナンガ ECO HYBRID BOX LOGO EMBROIDERY TEEの背面。ロゴやプリントのない無地

カラーはホワイト・ライトグレー・ブラック・ダークネイビーの4色展開で、ボディカラーごとに刺繍の色が変えられているのもこだわりを感じるポイントです。


刺繍ロゴはプリントより高級感がある。ヨレにくいバインダーネックも◎

このTシャツの一番の魅力は、ロゴが刺繍で入っていることだと思います。

ナンガ ECO HYBRID BOX LOGO EMBROIDERY TEEの左胸ボックスロゴ刺繍のアップ。赤とグレーの山のシルエットに白いNANGAの文字

近くで見ると、赤とグレーの山のシルエットに白い「NANGA」の文字が糸で縫い込まれていて、立体感があります。ブラックのボディに赤がよく映えて、小さいながらも存在感のあるロゴです。プリントロゴのTシャツだと、どうしても「プリントされている」という平面的な印象になりがちですが、刺繍だと生地の一部としてロゴが馴染んでいて、プリントより明らかに高級感があります

プリントは洗濯を繰り返すとひび割れたり色あせたりすることがありますが、刺繍はその心配が少ないのも安心できるところです。長く着るつもりで買う一枚だからこそ、この違いは意外と大きいと感じています。

襟元には「バインダーネック」という仕様が採用されています。別の生地を帯状に巻いて縫い付ける作り方で、一般的なリブネックと比べて繰り返しの着用や洗濯でヨレにくいのが特徴です。Tシャツは襟が伸びてくると一気に古びた印象になるので、ここがしっかりしているのはうれしいポイントです。


生地は厚めでしっかり感あり。肌触りは少しザラッとしている

生地は、Tシャツとしては厚めでしっかりした作りです。

薄手のTシャツだと、一枚で着たときに体のラインや肌が透けて頼りない印象になりますが、このTシャツは厚みがあるので一枚で着ても様になります。ゆとりのあるシルエットと相まって、きれいに落ちてくれる感じです。

ただし、厚みがある分、真夏の炎天下では「暑い」と感じる人もいると思います。私の場合は、春〜初夏や秋の一枚着、真夏は朝晩や室内中心の日に着るという使い方が多くなりそうです。夏のアウトドアで涼しさを最優先にしたい方は、薄手のドライTシャツの方が向いています。

肌触りは、少しザラッとした質感です。綿100%のTシャツのようななめらかさや、シルクのようなツルッとした感触はありません。これは、後述するリサイクル素材「Ferre Yarn(フェレーヤーン)」ならではの風合いだと思います。私は気にならない程度でしたが、なめらかな肌触りを重視する方は、一度店頭で触ってみることをおすすめします。


ポリエステル50%・コットン47%。綿100%と化繊100%の「いいとこ取り」

このTシャツを普段使いしやすいと感じた一番の理由が、素材の混率です。

生地には「Ferre Yarn(フェレーヤーン)」というリサイクル糸が使われていて、混率はポリエステル50%・コットン47%・レーヨン3%。綿とポリエステルがほぼ半々の「ハイブリッド」な生地です。

綿100%のTシャツは肌触りは良いのですが、汗を吸うと乾きにくく、夏場は湿ったまま肌に張り付くのが気になります。一方で化繊100%のドライTシャツは乾きは早いものの、テカリや質感でどうしても「スポーツウェア感」が出てしまい、普段着として街で着るには少し抵抗がありました。

このTシャツは、そのちょうど中間にあります。ポリエステルが半分入っているおかげで綿100%より乾きが早く、汗をかいても不快感が長引きにくい。それでいて綿も半分近く入っているので、見た目はあくまで「普通のTシャツ」で、化繊特有のテカリやスポーツ感がありません。アウトドアの機能性を、街着として違和感なく取り入れられる絶妙なバランスだと感じました。

ちなみにFerre Yarnは、スペインの老舗紡績会社が手がけるリサイクル糸で、廃棄衣料や裁断くずを色ごとに分けて糸に再生しています。新たに染色する工程がないため、染料や水の使用を大幅に抑えられるのが特徴。リサイクル国際基準の「GRS」認証も取得しています。ナンガの「ECO HYBRID」シリーズは、この糸を使った製品に付けられている名前です。

なお、リサイクル繊維の特性上、糸に他の色の繊維が混ざることがあると公式サイトに記載されています。ムラのない均一な生地を求める方は、その点は知っておくと良いと思います。


サイズ感は大きめのオーバーサイズ。ユニクロのオーバーサイズTより明らかに大きい

サイズはS・M・L・XLの4展開(ユニセックス)です。公式のサイズ表は以下のとおりです。

サイズSMLXL
着丈70cm72cm74cm76cm
身幅56cm58cm60cm62cm
肩幅50cm52cm54cm56cm
袖丈22cm23cm24cm25cm

私は身長178cm・体重73kgでLサイズを選びました。着てみると程よいオーバーサイズで気に入っているのですが、正直に言うとオーバーサイズTシャツの中では大きい方だと思います。肩幅54cm・身幅60cmという数字以上に、着たときのゆとりを感じます。

比較のために手持ちのユニクロのオーバーサイズTシャツと並べてみましたが、同じLサイズでもナンガの方が明らかに大きいです。「オーバーサイズ」と聞いてユニクロくらいのゆとりをイメージしていると、届いたときに「思ったより大きい」と感じる可能性があります。

そのため、ゆったり着たい方は普段どおりのサイズ、ジャストめに着たい方はワンサイズ下げるのがおすすめです。私と同じ178cm・73kg前後の体格であれば、しっかりオーバーサイズで着るならL、少し控えめにしたいならMが目安になると思います。生地に厚みがあるので、サイズを下げる場合も身幅60cm前後を目安に窮屈にならないかは確認してみてください。


綿100%・化繊100%のTシャツと比べてどう違う?

「結局、綿のTシャツやドライTシャツと何が違うの?」という方向けに、実際に着比べた印象を表にまとめました。

項目ナンガ ECO HYBRID TEE綿100%のTシャツ化繊100%のドライT
素材ポリ50%・綿47%・レーヨン3%綿100%ポリエステル100%
肌触り少しザラッとしているなめらか・柔らかいツルッとしている
乾きやすさ綿100%より早い乾きにくいとても早い
生地の厚み厚め・しっかり製品による薄手が多い
見た目普通のTシャツに見える普通のTシャツスポーツウェア感が出やすい
ロゴ刺繍プリントが多いプリントが多い
真夏の快適さやや暑いと感じる人も汗で張り付きやすい涼しい
向いている場面街着・普段着全般肌触り重視の普段着運動・真夏のアウトドア

こうして並べると、ナンガのECO HYBRID TEEは「綿の見た目」と「化繊の乾きやすさ」を両立した、普段着向けのTシャツだと分かります。真夏の運動やキャンプなど「涼しさ最優先」の場面ではドライTシャツに軍配が上がりますが、街で着る一枚としてはこちらの方がずっと使いやすいです。

なお、同じ生地・同じデザインで長袖版の「ECO HYBRID BOX LOGO EMBROIDERY L/S TEE」もラインナップされています。厚みのある生地なので、秋口から春先はこちらも活躍しそうです。


まとめ:ナンガ ECO HYBRID BOX LOGO EMBROIDERY TEE

ナンガのECO HYBRID BOX LOGO EMBROIDERY TEEは、

  • ゆとりのあるシルエットと刺繍のワンポイントロゴで、上品かつ合わせやすいデザイン
  • 厚みのある生地とバインダーネックで、一枚で着ても様になり、長く着られる作り
  • 綿とポリエステルほぼ半々の混紡で、乾きやすさと普段着らしい見た目を両立

という、アウトドアブランドの機能性を、無理なく街着に取り入れられるTシャツでした。サイズはかなり大きめなので選び方に注意が必要で、真夏の炎天下では暑さを感じる人もいると思いますが、それ以外の季節では「とりあえずこれを着ておけば間違いない」一枚になっています。

とくに、ロゴが主張しすぎないシンプルなTシャツを探している方綿100%の乾きにくさは気になるけれど、ドライTシャツのスポーツ感は避けたい方、そしてプリントではなく刺繍ロゴの質感が好きな方におすすめです。

関連記事

スポンサーリンク
Asari

Asari

30代サラリーマン(エンジニア)。妻、0歳児、2歳児の4人暮らし。車や革製品、アウトドア製品、ガジェットが好きです。【こだわりのかっこいいもの】&【街や家でも活躍するアウトドア製品】の情報を発信中。

FOLLOW

カテゴリー: