「ロープロファイルなのにメカニカルらしい心地よさ」
Lofree Flowは、洗練されたデザインとメカニカルキーボード特有の心地よい打鍵感を両立した注目のモデルです。本記事では、その魅力や特徴、実際の使用感を余すところなくレビューします。
目次
1. Lofree Flowの主な特徴(スペック&メリット・デメリット)
スペック
- レイアウト:75%(84キー)
- サイズ/重さ:316 × 126 × 24.5 mm、約594 g(公式)
- 接続方式:Bluetooth 5.0(最大3台接続)+USB-C有線
- スイッチ:Kailh Full POM(リニア/タクタイル、ホットスワップ対応)
- マウント方式:ガスケットマウント(IXPE・Poronフォーム入り)
- 筐体/キーキャップ:アルミニウム筐体、染色PBTキャップ
- ライト:ホワイトバックライト+RGBサイドライト(8色3モード)
- 電源/バッテリー:2,000 mAh、最大約40時間(バックライトオフ時)
メリット
- ガスケットマウントにより、柔らかく振動を抑えた打鍵感
- アルミ製の高級感ある筐体と、細部までこだわったミニマルなデザイン
- ホットスワップ対応で将来的にスイッチ交換も可能
- Bluetooth 5.0対応で3台まで接続でき、切り替えもスムーズ
- タイピングフィールと静音性のバランスが良く、長時間の使用にも向く
デメリット
- RGBライトは控えめで、派手なイルミネーションを期待する方向けではない
- Bluetooth接続のみで、2.4GHz無線などの他接続方式がない
- カスタマイズ性は限られており、他ブランドのパーツとの互換性にも制約あり
それではレビューに移りたいと思います。
2. 外観と使用感レビュー
デザイン

シンプルながら高級感が漂うアルミ筐体に、ロープロファイルのキーとRGBライトが目を引きます。側面やキー下のさりげない光が、デスク空間を落ち着いた雰囲気で演出します。
本体が薄いので、メカニカルキーボードでよく使うアームレストもなくても大丈夫そうです。
自分は現状アームレストなしで使用しています。
キーキャップはWindowsとMac用両方印字しています。
LofreeのFlowシリーズのキーボードは他にLiteとFlow2がありますが、個人的には初代のFlowが一番好みです。
デザインがシンプルで高級感がある点が一番の要因です。
LiteとFlow2はキーマッピング変更に対応していたりなど、機能豊富ですが、個人的には重要な機能ではないので、デザインが好みの初代Flowを選びました。

サイドには照明がついています。

バックライトもあります。
なかなかおしゃれ。

充電と有線接続用のコネクタと電源スイッチは右上にあります。
打鍵感・タイピング音
ガスケットマウント構造により、キーを押した際の硬さや衝撃が柔らぎ、しっとりとした打鍵感が印象的。そこにカスタムスイッチの滑らかさが加わり、心地よいタイピング体験をもたらします。
携帯性・接続性
コンパクトボディで鞄への収納も容易。Bluetoothでの接続は安定しており、複数デバイス間の切り替えもスムーズ。しかし重量は600g近くあるため、持ち運び向けとしてはややしっかりした存在感あり。
バッテリー・照明
バックライトオフなら最大40時間の連続使用が可能。明るさや光の雰囲気は控えめながら、作業には十分な光量があります。
3. 使い方のコツや補足情報
デバイス切り替え方法:Bluetoothで3台接続可能。Fnキー+指定キーで切り替え動作に慣れておくと便利です。
Mac・Windowsの切り替え:一部レビューでは、Windowsモードに変更が必要な場合もあり、公式マニュアルやFnキー操作を確認。
類似モデルとの比較:予算を抑えたいならABS筐体の「Lofree Flow Lite」もあり。スイッチやキーマッピング設定、ABS筐体、価格面で違いがあります。また、Liteの機能を追加した最新モデルFlow2も発売されています。
4. 総評・まとめ

Lofree Flowは、ロープロファイル設計+メカニカル風の打鍵感を探している作業ユーザーに最適な選択肢でした。
- 高級感ある見た目と心地よい打鍵感が融合し、長時間のタイピングにも適している。
- 複数デバイス対応のBluetooth接続や、静かなタイピングフィールが在宅ワークやオフィスでの使用にマッチ。
- カスタマイズ性や派手さでは他モデルに劣る点もあるが、シンプルで質重視のユーザーには十分価値あり。
おしゃれで打鍵感にこだわったキーボードを探している方の参考になれば嬉しいです。