ミステリーランチ ディストリクト4 ブラック レビュー|生産終了前に自分用を購入

ミステリーランチのショルダーバッグ「ディストリクト4(District 4)」を、今回は自分用に、カラーはブラックで購入しました。

じつはこのバッグ、以前妻へのプレゼントとして購入したことがあり、その時にレビュー記事も書いています。そばで使っているところを見ていて「これは自分にも合いそうだ」と思ってはいたのですが、決め手になったのはミステリーランチが一般向け製品の生産を終了するというニュースでした。欲しいと思ったときに買えなくなる前に、と考えて手に入れた一台です。

結論から言うと、黒地にオレンジのロゴとジップタブという配色が想像以上に良く、使い勝手も期待どおりでした。現在使っているアークテリクスのマンティス2から、こちらへ入れ替える予定です。気になった点も含めて、実際に使って感じたことを紹介していきます。

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ディストリクト4 ブラックの良かった点・気になった点

まずは全体の印象をまとめます。

良かった点

  • 黒地にオレンジのロゴ・ジップタブという差し色が効いている
  • ガバッと大きく開くので、中身の出し入れがしやすい
  • 内部に仕切りがあり、傷つけたくない革小物を分けて入れられる
  • 内装がオレンジなので、黒い小物でも見つけやすい
  • 背面がメッシュで、ポケットにスマホを入れておける
  • マンティス2からの入れ替えで、容量に余裕ができた

気になった点

  • 生地の目が粗く、光沢感は控えめ(マンティス2と並べると差を感じます)
  • マンティス2に比べると、身軽さ・コンパクトさでは劣る
  • 生産終了の話があるため、今後は手に入りにくくなる可能性が高い

今回選んだのはブラック|オレンジの差し色が効いている

ミステリーランチ ディストリクト4 ブラックの正面

妻用に購入したものはペブル(グレー)でしたが、自分用はブラックを選びました。仕事帰りや休日の街使いを想定すると、どんな服装にも合わせやすい色が良いと考えたためです。

黒地にオレンジのミステリーランチのロゴとジップタブ

そして、実物を見て一番気に入ったのがこの部分です。黒い生地に対して、ロゴとジップの持ち手だけがオレンジになっています。全体が黒一色だと少し重たい印象になりがちですが、この差し色があるおかげでアウトドアブランドらしい雰囲気が出ています。

面積としてはごくわずかなので、派手すぎるということもありません。ジップタブは指がかけやすく、見た目だけでなく開け閉めのしやすさにもつながっています。

ディストリクト4 ブラックを吊るした状態

形はスクエア型で、外側にはフラップ付きのポケットが一つ。装飾は少なく、街で持っていても浮かないデザインです。


ディストリクト4のスペックと素材

  • モデル:MYSTERY RANCH District 4(ディストリクト4)
  • カラー:ブラック
  • 容量:約4L
  • サイズ:約H20cm × W22〜30cm × D13cm
  • 重量:約300〜400g
  • 素材:コーデュラ(CORDURA®)ナイロン
ディストリクト4に付属するCORDURA re/corのタグ

付属のタグを見ると「CORDURA® re/cor」と記載されています。コーデュラはナイロンの中でも摩擦や引き裂きに強いことで知られる生地で、re/corはそのリサイクル糸を使ったシリーズです。毎日使うバッグの生地としては、かなり心強い素材と言えます。


ガバッと大きく開くので中身が探しやすい

ディストリクト4を横から見た開き具合

ディストリクト4を使っていて一番ありがたいのが、この開き方です。ジップを開けると、マチを活かして手前側にガバッと大きく開きます。横から見ると分かりやすいのですが、口が大きく倒れるので、バッグの底まで手が届きます。

ディストリクト4を開いた状態。内装はオレンジ

さらに、内装がオレンジなのもポイントです。黒い内装のバッグだと、黒い財布やケーブル類が埋もれて見つけにくくなりがちですが、明るいオレンジだと中身がはっきり見えます。暗い場所や電車の中など、落ち着いて探せない場面ほど効いてくる部分です。


仕切りがあるのでコードバンの財布を分けて入れられる

ディストリクト4の内部の仕切り

内部には仕切りとポケットがあり、荷物を分けて収納できます。私にとっては、ここが購入の大きな理由になりました。

普段使っている財布がラストクロップスのコードバンなのですが、コードバンは表面がなめらかで美しい反面、擦れや傷が目立ちやすい革でもあります。鍵やペン、モバイルバッテリーなどと一緒に放り込んでおくと、どうしても擦れが気になってしまいます。

ディストリクト4に財布やメガネケースなどを収納した状態

その点ディストリクト4なら、奥側の広いスペースに財布、手前の仕切りに小物という分け方ができます。財布が他の荷物と直接ぶつからないので、傷を気にせず持ち歩けるようになりました。

実際に入れているのは、財布・メガネケース・ハンカチ・目薬やリップなどの細かいもの。この量を入れてもまだ余裕があります。


背面はメッシュ+ポケット付きでスマホの定位置に

ディストリクト4の背面はメッシュ素材

体に当たる背面はメッシュ素材になっています。夏場に肩から下げていても、生地がぴたりと張り付く感じが少なく、蒸れにくいのが助かります。

ディストリクト4の背面ポケット

そしてこの背面にはポケットが付いています。メインのジップを開けなくても取り出せるので、スマホの定位置としてちょうど良い場所です。改札やレジの前で、いちいちバッグを開ける必要がないのは想像以上に快適でした。


アークテリクス マンティス2と比較|入れ替えを決めた理由

ミステリーランチ ディストリクト4とアークテリクス マンティス2のサイズ比較

これまで普段使いしていたのは、アークテリクスのマンティス2です。軽くて体に沿う形で、身軽に出かけたいときには今でも良いバッグだと思っています。

項目ディストリクト4マンティス2
容量約4L約2.5L
形状スクエア型(自立しやすい)ドーム型(体にフィット)
開き方手前に大きく開くやや浅めの開き
内部仕切り・ポケット多めシンプルな一室構造
内装の色オレンジ(中が見やすい)暗色(中が見えにくい)
生地の質感目が粗く、光沢は控えめ目が細かく、光沢感がある
向いている使い方荷物がやや多い日常使い身軽に出かけたいとき

入れ替えを決めた一番の理由は容量です。財布をラストクロップスのコードバンに替えてから以前より厚みが出て、さらにメガネケースも持ち歩くようになりました。マンティス2でも入らないわけではないのですが、パンパンになって出し入れがしにくくなっていました。

ディストリクト4に替えたことで、同じ荷物でも余裕を持って収まるようになり、仕切りのおかげで中も整理されています。日常使いの快適さという点では、はっきり差を感じました。


唯一気になるのは生地の光沢感

ディストリクト4とマンティス2の生地の質感を比較

満足度の高いバッグですが、一点だけ気になっているのが生地の質感です。

写真は、マンティス2(左)とディストリクト4(右)の生地を並べたものです。マンティス2は織りの目が細かく、しっとりとした光沢があります。対してディストリクト4は目が粗く、光沢感は控えめ。並べて見比べると、質感の差ははっきり分かります。

もちろん、コーデュラは耐久性を重視した生地なので、これは方向性の違いでもあります。実用面でマイナスになるわけではありませんし、タフさを感じさせる見た目が好みという方もいるはずです。

ただ個人的には、もう少し目の細かい生地で光沢感が出ていれば、街使いでの上品さがぐっと増したのではと感じています。ここが唯一の心残りです。


生産終了が発表済み|買うなら早めがおすすめ

そもそも今回、自分用に購入した最大の理由がこれです。ミステリーランチは一般向け製品の生産を終了し、今後はYETIブランドへ再編されると報じられています。ディストリクト4も一般向けのモデルなので、対象に含まれる可能性が高いと考えています。

似た設計のバッグが後継として出てくることはあるかもしれません。ただ、あのロゴが入った「ミステリーランチのディストリクト4」となると話は別です。妻の様子を見ていて良さは分かっていたので、迷っているうちに買えなくなるより先に確保しておこう、と考えました。

実際、カラーによっては在庫が少なくなってきている印象です。気になっている方は、選べるうちに動いておくことをおすすめします。


まとめ

ミステリーランチ ディストリクト4のブラックは、

  • 黒地にオレンジのロゴとジップタブという、落ち着きと遊びのバランスが良い配色
  • ガバッと大きく開き、オレンジの内装で中身が見つけやすい
  • 仕切りがあるので、傷つけたくない革の財布も分けて持ち歩ける

という、日常使いに必要なものがひと通り揃ったショルダーバッグでした。生地の光沢感だけは好みが分かれそうですが、それを差し引いても満足度の高い一台です。

とくに、コンパクトなバッグでは容量が足りなくなってきた方革小物を傷つけずに持ち歩きたい方、そしてミステリーランチの雰囲気が好きな方におすすめです。生産終了の話がある以上、気になっているなら早めの検討をおすすめします。

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